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上海でのワークショップ

2017.11.11 21:12

前回のブログの続きで、上海でのワークショップ報告です。1日目のデモが終わった後、大きなものが作りたい!というゲストの希望で、合作に挑戦しました。出来上がりはズバリこちらです。

市場で見かけた箸を作る材料となる長い木のスティック。これに着色したものを使って、ゲストのみなさんに幾何学的なオブジェを作ってもらいました。それひとつでも様になる形ですが、全員の作品を最後ひとつにまとめると、とても迫力のある作品が出来上がります。

まずは作り方を説明。ワイヤーを使って、スティック上のものを立体に仕上げていきます。

さあ、それぞれ制作タイムです。

立体物と合わせる花の部分は私がいけました。主に鶏頭を使っています。実は鶏頭の色に合わせて、スティックを着色していました。

みなさん、それはそれは熱心で、真剣に見てくれます。

花とのバランスを考えながら幾何学的なオブジェをどんどん積み重ねていきます。

出来上がった作品のこちらの向きも私としては気に入っています。

みんなでできあがりを喜びあいました。

1日目の最後は、記念撮影大会でした。

デモと合作、これにて1日目は終了です。さて、次は2日目へ。2日目は、個人作を作ってもらうことにしました。

1人2作作ってもらいます。今日は、実際に剣山を使うとあって、みんな熱が入っています。

あちらの花市場で、剣山を購入できました。ただ生け花用の花ばさみは無理でした。

まず1作目は「直線」を意識しながらいけてもらいます。生け花の要素で「線」はとても大切なものなので、まずは植物の線を意識してもらうところから。

長いトクサで空中に線を描いていきます。

トクサの折り方、剣山の使い方なども説明。

さあ、挑戦です。そして、みなさん意外にとても上手。

みんなの「直線」を意識した作品の数々。

2作目は「曲線」を意識して。

サンゴミズキの小枝をすべて整理して、まっすぐの線を1本作ります。

それをためて(曲げて)美しい曲線をいけていきます。

みなさん、制作中。だんだん慣れてきて、「どんな日本人の俳優が中国で人気か」とかそんなカジュアルな話題でも盛り上がりました。

できあがり作品たちです。

最後にゲストの方と記念撮影

今回私を呼んでくれた花会社の社長2人。若いんです。そして、すでに会社が大成功。

アシスタントを務めてくれたティムとヴィヴィアン。夜遅くまで一緒に働いてくれました。

なんとデモやワークショップの様子は中国のネットで動画配信され(生中継)、11万2424人の方に見て頂きました。この数字にとにかく驚きました。

ネットメディアにインタビューもされました。

インタビュー記事はこちら。(全文中国語ですが、写真が楽しめます)

https://c.m.163.com/news/l/153196.html?spss=newsapp&spsw=3&spssid=1abb70cdd431f1705a89bac780061dcd&from=singlemessage&isappinstalled=0

ネットの記事でデモの様子もあがっています。

http://mp.weixin.qq.com/s/WONRKR09LL1ZTmbkXUIf4A

以上、駆け足で上海でのイベントを振り返ってみました。Facebookのほうのアルバムには、もっとたくさん写真を上げています。もしお時間があればぜひ!

Facebookの上海アルバムはこちら!

一気に書いてながーい記事となってしまいました。お付き合い、ありがとうございました。

上海でのデモンストレーション報告

2017.11.11 15:46

9月末デモとワークショップを2日間にわたって行うために、中国の上海に行ってきました。ちょっと遅めの報告ですいません!

今回は、中国全土で花屋を経営し、また花関係のイベントなどを企画する中国の会社から呼ばれました。今回、6回にわたって花のイベントを計画していて、毎回いろんな国からフローリストを呼んで、デモとワークショップを行うとのこと。ありがたいことに、日本からは私を呼んで頂きました。私の担当は9月で、8月はロシアから、10月ドイツから、11月はイタリアからフローリストが呼ばれていました。

1日目はまずデモンストレーション。はじめにスライドで、「生け花」とは何かを説明し、その後デモに入ります。

ゲストは、その花会社が大切にしているという富裕層のマダムたちです。

冒頭は頑張って中国語であいさつしてみました。でも、トークは英語で行いました。ほとんどのゲストが英語がしゃべれるということだったので。ちょっと英語が苦手なゲスト用に、英語から中国語への通訳が用意されました。

背の高い花器にどうやって花材を留めていくのか、そんな技術の説明をしながら、いけていきます。

1作目は、中国の地元のローカルな花材を使って。みなさん、バラなどのゴージャス花材がお好きなようだったので、そういった豪華な花はなくとも、地元の花でも充分豪華な作品はできるということを説明しながらいけました。

2作目はモンステラと蓮を使って。

緑の彫刻を作るような気持ちで。

3作目は大きなヤシの葉を切って、いつも見ている葉の違う魅力を引き出す、という試みです。

3作目。正面から。切り取ったヤシの葉で帯のようにガラス花器の周りを飾りました。

 

4作目はサンゴミズキをためる(曲げる)技術で、作品に動きをつけます。

サンゴミズキに加えホオズキも一緒にいけたのですが、中国の方はほとんどホオズキを知らなかったのが意外でした。

デモは無事終了です。

休憩をはさみ、いよいよ後半戦へ。

デモの後は、何かとても大きなものを一緒に作りたい!というゲストの方の要望でした。もちろん、生け花をやったことはないのです。でも、大きなものを!という希望だったので、悩みに悩み、合作をやってみました。その様子はぜひ次のブログで。

イベントは2日間でしたが、準備に2日間かけています。花器も花材もすべてあちらで用意しました。何があるか分からないので、いつもドキドキです。

上海の花市場。思った以上に花材が豊富でほっとしました。

彼が持っているのが地元のローカルフラワー。鶏頭のようなアマランサスのような。後半戦の合作で使います。

合作のための秘策はこれ。箸の材料にする長いスティックが売られているのを発見し、夜更けに着色中です。

花器の市場。売られている花器が、中国っぽい色合いと質感で素敵です。

ガラス花器屋の前で、インスタントコーヒーを飲みながら顔なじみが世間話に花を咲かせているところが、なにか中国っぽくて好きでした。

後半の合作制作と2日目のワークショップはぜひ次のブログで!

とある映画の撮影現場でいけばな

2017.10.8 15:11

全くもってタイトルとか公開時期とか、何の情報も出せないのですが、とある映画の撮影現場で作品を制作しました。2点制作。大きなものです。

1作めがこちら

 

寄って見ると

2作目がこちら。

 

美術監督からの指示は、「権力欲」みたいなものを出して欲しい、との依頼でした。ギラギラした「欲」を赤の色をふんだんに使い表現したつもりです。植物も少し艶めかしい花材を選んでみました。何か感じて頂けたらうれしいです。

また公開近くなりましたら、詳しく宣伝させてもらいます。

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