ドラマ「ハロー張りネズミ」の花オンエア
ドラマの撮影スタジオでのいけばな制作。TBSドラマ「ハロー張りネズミ」が無事オンエアされました。見てくださったみなさん、ありがとうございました。
まずは、オンエアでの作品の写りっぷりをぜひ。
1作目がこのシーン。
前回のブログで制作風景をお伝えしましたが、オンエアではCG用のグリーンバックがなくなって、綺麗に高層ビルからのビューになっています。登場人物は「悪い社長」さんということで、彼の「権力欲」を象徴するようないけばなを、というオーダーでした。ちょっとギラギラした作品に仕上げています。
作品だけを私が撮影したものはこれです。
さて、次の2作目の登場シーンはこんな感じ。
社長さんのところに人がやって来たなあ、と思ったら、
あらあ、社長さんがバンバン弾を打ち込まれて、高層ビルから落下し、血まみれになって死んでしまう、という血なまぐさいシーンでした。もともとこの台本は分かっていたので、オーダーも「血を意識した赤いもの」、「流血の感じ」をお願いします!と頼まれました。ので、赤を基調にした作品にしています。私が撮影したものがこれ。
スタジオでは、グリーンバックでした。
結構気に入っているのが、出番を待つ私のいけばなです。いけていると自分の分身のような気持ちになってくるので、子役のわが子の出番待ちを見守る母の気分です。
今回のお仕事は、映画「3月のライオン」でお世話になった装飾の親方からお話しを頂きました。私は親方が大好きで、最近私の娘たちも交えてちょっとファミリーなお付き合いになりつつあります。親方の小学1年の娘さんが、また可愛くて!
花を通じて人とどんどん出会えることに感謝! ステキな人たちのところに、花に連れて行ってもらっているようなものです。