映画「るろうに剣心 最終章」生け花装飾
いけばな装飾やらせて頂きました映画「るろうに剣心 最終章 The Final」がいよいよ公開となりました!
撮影は、もう2年前。本当だったら、2020年春公開の予定でしたが、コロナの影響で延期。そして、2021年やっと公開になったGW前、今度はまた緊急事態宣言が出て、東京の映画館は休館となり、本当に波乱の幕開けでした。
さて、装飾のチーフから頂いた今回のテーマは、「復讐」「怒り」からの「さぁ、人誅(じんちゅう)の時間だ」。元々ものすごく大好きな映画だったので、「続編があるらしい」と聞いたときから、「やりたいです!」と装飾の親方やスタッフの方に言い続け、今回、お仕事を一緒にさせて頂いて、かなり感激しています。現場でも、「るろうに剣心ワールド」を堪能! 佐藤健 さん演じる剣心の後ろ姿を見て、夢に迷い込んだような不思議な感覚でした。
枝垂れ柳を赤く染め、心から血が流れている様子を表現してみました。なにせ「復讐と殺戮」ですから! でも、「心が血を流している」ような意味合いも加えています。
こちらは釣り花と言って、空中に釣られています。実はこの花を「戦闘中、刀でばっさり切って、花がドンと下に落ちる」かもしれないと言われていたのですが、「アクションの都合上危ないかもしれない」となり、実際は釣られたままです。
奥から、いろいろな登場人物が現れます。ネットニュースで、神木隆之介さんの写真に、この花が一緒に写っていて、興奮しました。ネット記事はこちらです。
砕け散るための2階の花たち。美しく砕け散るように形を工夫しました。なにせ戦闘シーンなので、激しいアクションが繰り広げられます。
ブログは、面積的にあまりたくさんの写真を載せられないので、作品の写真は、フェイスブックのアルバムにたくさんアップしています。ぜひご覧ください。るろうに剣心 生け花写真アルバムはこちら ちょっとした裏話、セット裏の写真なんかも、ここにアップしています。
超大作です!マスク着用の上、ぜひ劇場でご覧ください!