7月はじめ、スタイリングのお仕事をさせてもらいましたので、そのご報告を。
カガミクリスタルさんがクライアント。日本のバカラ、と呼ばれる高級ガラスメーカーです。
今回、その宣材(いろいろなところで宣伝に使う写真)を撮影するため、スタイリストとして呼ばれました。
撮影した写真を、そのままカレンダーにする計画もあり、なんといっても12か月の季節感を出さなければいけなかったのが、一番苦労したところです。今夏なので、夏のスタイリングはしやすいのですが、冬や特に正月のものを用意しなければいけないので。特に正月の正月花は苦労しました。撮影カット数は、全20カットを超え、なかなかの大仕事です。
スタイリストの仕事は、ほぼほぼ段取りが命。いかに前準備して、撮影時にポンポン滞りなく用意できるか、にかかっています。そして、クライアントさんが納得するおしゃれさ加減。あんまりスタイリングしたものばかりが目立たないように、あくまで商品を引き立てる脇役たちなのです。
都内の小道具屋をぐるぐると車でまわり、ものを揃えていきます。これは食器レンタル屋さん。
花は花屋へ。正月の松なんかは、もちろん特注です。
前日は料理のしこみ。
基本的にすごい量の物の数なので、トラックを頼みます。こちらは、自分の車で運ぶ分。でも結構な分量です。
いざ撮影。さて、カメラマンさんが撮影したものはお見せできないので、私がiPhoneで撮影したメモ代わりの写真を数点ご紹介できれば。商品が写っている本当の写真は載せられないので、ほんの一部だけ雰囲気を。
お寿司は脇役で登場しています。
夏の食卓の風景。
色鮮やかな料理。
料理が撮影で入るときは、タイミングが難しくて。キッチンと撮影セットの間を行ったりきたりです。
ひとつだけ、いけばな主役の写真がありました。もちろん本番はもっとかっこよく撮ってくださったので、嬉しかったです。カレンダーになるの、楽しみだなー。
これは、正月の装飾の一部。残念ながら、本番では、本当に脇役なので、こんな全貌は写らないです。
撮影は、思った以上に順調に進み、夜の8時ごろには終わりました。全部のカットを撮りきると、本当にほっとしますね。
また、本当のものが出来上がったら、ぜひお教えしたいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。